Obtuse:鈍感な、鈍い、理解が遅い

obtuse

形容詞:(知能・知覚などが)鈍い、鈍感な、理解が遅い、なまくらな、(角度が)鈍角の

(文脈により)同じ意味の語:slow to understand, dense, dull, dopey, dumb, blunt, etc.

obtuse は、会話で頻繁に使われるものではないが、知っておくとネイティブからは「おっ、こいつ結構ボキャブラリーあるな」と思われそうな言葉の一つ。一連の同義語を見ても分かるように、人を評価する形容詞としては侮辱的な意味合いが強いので、使う場合は覚悟が必要。「濃い」の意味で知られる dense もこの obtuse と同義で使われることがあることに注目。

ちなみに、obtuse は数学用語として、90度以上、180度未満の角度を表す「鈍角」という意味もある。

“He’s so obtuse that he doesn’t know she doesn’t like him.”

:「彼はとても鈍感だから、彼女に好かれてないこと分かってないのです。」

“I want you to exactly understand in what danger he stands, and how obtuse he is about hints that are thrown out to him.

:「彼がどんな危険に瀕しているか、そして自分に降りかかってきている兆しについて彼がどれだけ鈍感かを、あなたにきちんと分かってほしいのです。」

(Henry Clemens Pearson – Her Opportunity) 1)Henry Clemens Pearson – Her Opportunity

新聞などメディアでの使用例1

The idea that Silicon Valley no longer funds big things isn’t just wrong, but also obtuse and fairly dangerous.

:シリコンバレーがもはや画期的なものに資金を出さなくなったというのは、間違っているだけではなく、鈍感でかなり危険な考えだ。

解説:最近のシリコンバレーは、世界を変えるような価値のあるものよりも、700ドルもするジューサー(Juicero)のような少しバカバカしいものの開発と出資に熱を入れ込んでいると批判を浴びる傾向にあるらしい。そういった偏見に対する、ファハド・マンジュー氏(ジャーナリスト)からの反論。

(The New York Times – Google, Not the Government, Is Building the Future) 2)The New York Times – Google, Not the Government, Is Building the Future

使用例2

Last year, he attacked the call by Pope Francis for action on climate change as “scientifically ill-informed, economically illiterate, intellectually incoherent and morally obtuse.”

:昨年、彼(ドナルド・トランプ)はローマ法王による地球温暖化についての呼びかけを、「科学的に無知、経済的に理解なし、知性的に支離滅裂、道徳的に鈍感だ」と攻撃した。

(The Los Angeles Times – Trump seems ready to fight the world on climate change. But he’s likely to meet resistance) 3)The Los Angeles Times – Trump seems ready to fight the world on climate change. But he’s likely to meet resistance

参考動画:Shawshank Redemption – Andy is innocent

Obtuse と聞いて私が思い出すのは、映画「ショーシャンクの空に(The Shawshank Redemption)」で、主人公アンディ・デュフレインが刑務所長に対して言うセリフ(3:30秒あたり)。4)IMDb – The Shawshank Redemption: Quotes

アンディは、先日別の刑務所からショーシャンクの刑務所に移動してきた若い囚人トミーから、自分の妻を殺した真犯人についての話を聞かされる。(妻を殺人した罪で服役しているが、本当は無実の)彼はその話に驚き、所長に再審請求の可能性についてかけあう。所長はトミーの話自体、若い彼がアンディを励まそうとしてでっち上げた、ただの作り話だと言って相手にしない。

その後のやり取りで obtuse が登場する。

アンディ: How can you be so obtuse?(どれだけ鈍感なんですか、あなた?)

所長: What? What did you call me?(何だと?今オレを何と呼んだ?)

アンディ: Obtuse. Is it deliberate?(「鈍感」です。わざとそうしてるんですか?)

所長: Son, you’re forgetting yourself.(お前、自分の立場を忘れるなよ)

ちなみに、このセリフはスティーブン・キングの原作「Rita Hayworth and Shawshank Redemption」(「Different Seasons」収録)にもそのまま登場する。

Shawshank Redemption – Andy is innocent

出典・参照   [ + ]

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