Hubris:過剰な自信、傲慢、尊大さ

hubris

名詞:過剰な自信、うぬぼれ、傲慢、尊大さ

ほぼ同じ意味の語: arrogance, haughtiness, cockieness, pompousness, etc.

傲慢さを表す名詞は数多くあるが、hubris は古代ギリシャを由来に持つ、歴史の長い言葉。当時の政治家・弁論家であるデモステネスのスピーチの中に、すでにこの言葉が現れているという。元々は性的な虐待を含めた弱者への侮辱など、神から罰せられるべき行為を主に指していた。1)Wikipedia – Hubris

現代は広く傲慢さを意味する名詞として使われ、文学・学術論文などの格調高い文章でよく見られる。聖書に “pride goeth (goes) before destruction, a haughty spirit before a fall” という表現があるが、この「堕落・破滅に向かうプライド」というのが hubris のニュアンスを的確に表しているようだ。つまり、arrogance など傲慢を表す他の言葉よりも、「いずれ破滅する」という将来への暗示が強く含まれている。

新聞などメディアでの使用例1

Kushner called it “a great acquisition,” but some real estate veterans saw it as an act of hubris.

:クシュナーはこのビルの購入を「素晴らしい取得だった」と言ったが、不動産のベテランの中にはこれを、傲慢な行為だと見る人もいた。

(The Washington Post – A high-stakes gamble: How Jared Kushner reacted to previous crises) 2)The Washington Post – A high-stakes gamble: How Jared Kushner reacted to previous crises

新聞などメディアでの使用例2

He is convinced that the war can be won and that he is the man who can win it. His hubris would be tragic if his overestimation of his own abilities were not so farcical.

:彼はその戦争で勝てると確信しており、また自分こそがその勝利に導く人間だと信じて疑わない。その自己評価の高さが(その映画「War Machine」の中で)コメディとしてあまり滑稽に映っていないとしたら、彼のうぬぼれは悲劇的なものになるだろう。

(The New York Times – Review: ‘War Machine’: Brad Pitt Has Met the Enemy. He Just Doesn’t Know It Yet.) 3)The New York Times – Review: ‘War Machine’: Brad Pitt Has Met the Enemy. He Just Doesn’t Know It Yet.

参考動画:A Beautiful Mind (2/11) Movie CLIP – The Hubris of the Defeated (2001)

主人公グラハム・ナッシュがボードゲーム(囲碁)で負けて、勝った相手ハンセンが言うセリフ。「負けた者の思い上がり」とは、上述した「思い上がった者はいずれ破滅する」という、hubris という言葉が根底に持っている意味合いとかみ合う。

A Beautiful Mind (2/11) Movie CLIP – The Hubris of the Defeated (2001) HD

出典・参照   [ + ]

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